2020年9月25日、リシャール・ミルの2020年新作モデルRM 27-04 トゥールビヨン ラファエル・ナダル(RM 27-04 Tourbillon Rafael Nadal)が発表されました。
RM 27-04 トゥールビヨン ラファエル・ナダル
 RM27-04 |
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| via richardmille official instagram |
今回発表されたのは待望のRM27-04 トゥールビヨン ラファエル・ナダル。
リシャール・ミルという超高級腕時計ブランドを有名にしたRM027の最新モデルです。
プレスリリース
ギャラリー
via richardmille official instagram
限定本数
限定50本。
過去のラファエル・ナダルが着用したRM27シリーズは全て50本限定。
どれだけ人気が出てもケースを別素材で製作せず、リシャール・ミルというブランドの世界観を体現するナダルモデルが50本しか無いというのは、このシリーズが中古市場で高い人気を誇る一つの要因でしょう。
ムーブメント
RM 27-04には12,000 G以上の加速に耐える新キャリバーを採用。
テニスラケットから着想を得た地板と一体化した1本のケーブルによる最新のケーブルシステム。
キャリバー RM27-04
手巻きトゥールビヨン ムーブメント
ムーブメント径：32.75 × 28.95 mm
厚さ：75.85 mm
トゥールビヨン径：12.30 mm
テンプ直径：10.00 mm、慣性モーメント 11.50 mg/cm2
石数：19石
テンプ：グリュシデュール®製、2アーム型、4個の調整ネジ、拘束角 53°
振動数：毎時21,600 (3 Hz)
ヒゲゼンマイ：ニヴァロックス®によるエリンバー
耐震装置：KIF エラスター KE 160 B28
香箱真：ニッケルフリーのクロニファー®（DIN x 46 Cr 13 + S）製。以下の特性を有しています：耐錆性・耐磁性を備え、熱処理に最適。
機能
トゥールビヨン
ケーブルサスペンション
時、分
スペック
| RM27-04 TOURBILLON RAFAEL NADAL | |
| RM27-04 トゥールビヨン ラファエル・ナダル | |
| 発表 | 2020年 |
| 限定 | 50本 |
| 機能 | トゥールビヨン 時、分 |
| ケースサイズ | 47.25×38.40×11.40mm |
| 防水 | 50m 防水 |
| ベゼル | TitaCarb® |
| ミドルケース | TitaCarb® |
| ケースバック | TitaCarb® |
| ストラップ | ラバーベルクロ |
| ムーブメント | 手巻きトゥールビヨン Cal.RM27-04 32.75×28.95×5.85mm 19石 21,600振動/(3Hz) |
| パワーリザーブ | 38時間(±10%) |
価格
¥126,500,000(税込)
発売時期
情報が入り次第追加いたします
RM 27-04について
RM27-04は過去のラファエル・ナダルモデルであるRM27シリーズの集大成とのことです。
新素材、超軽量、ケーブルサスペンション構造、これらを受け継ぐRM27-04。
過去のRM27シリーズ ラファエル・ナダルのサイズ一覧
| RM27-04 | 47.25 × 38.40 × 11.40 mm | 2020年 |
| RM27-03 | 47.77 × 40.30 × 12.75 mm | 2017年 |
| RM27-02 | 47.77 × 39.70 × 12.25 mm | 2015年 |
| RM27-01 | 45.98 × 38.90 × 10.05 mm | 2013年 |
| RM027 | 48.00 × 39.70 × 11.85 mm | 2010年 |
RM27-04は今までで一番小さいケースサイズとなっています。
こちらはケース重量
| RM27-04 | 30 g (ストラップ含む) |
| RM27-03 | 34 g (ストラップ含む) |
| RM27-02 | 21 g (ストラップ含む) |
| RM27-01 | 18.83 g (ストラップ含む) |
| RM027 | 20 g (ストラップ含む) |
ケースは"TitaCarb"と呼ばれる新しいポリマー素材で作られており、風防はサファイヤクリスタルを使いながらも30g(ストラップ含)と超軽量に出来ています。
このRM27シリーズで一番軽量なのは2013年に発表されたRM27-01の約19グラム。
この時の風防は重いサファイヤクリスタルではなく軽量で透明度の高いグリルアミドTR90を採用していました。
今回発表されたRM27-04はRM27シリーズで初の両面トランスパレント化されています。
重いサファイヤクリスタルを採用してもなお30gという驚異的な重量はこのケース素材、そしてムーブメントが為せる業と言えるでしょう。
2010年にRM027を発表した時、ラファエル・ナダルは復活を遂げてローラン・ギャロスで優勝を飾りました。
リシャール・ミルというブランドのコンセプトと時計作りがいかに凄かったのかを世に知らしめる良いきっかけとなりました。この後、リシャール・ミルというブランドを理解する人が増えたことは間違いありません。
そう、RM27シリーズはリシャール・ミルのブランドコンセプトを他のどのモデルよりも体現しています。
このRM27シリーズは一貫して全て50本の限定モデル。
リシャール・ミルが発行している会報誌の第1巻には各国の売り上げグラフが掲載されていました。
日本への入荷は全体の1割程度と言われていますからおそらく5本ほどと予想されます。
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