2020年8月12日、リシャール・ミルの2020年新作モデルRM 11-03 アルティメット エディション(RM 11-03 Automatic Ultimate Edition)が公式インスタグラムで公開されました。
この投稿をInstagramで見る
最後のRM11-03
今回のRM 11-03 アルティメット エディションはインスタグラムの説明の通りRM011シリーズの最終モデルとなるようです。
アルティメット エディションとは
リシャール・ミルの主にスポーツコレクションの最終モデルに付けられる愛称。
2017年頃から始まったようで、過去にはRM035(2017年), RM35-01(2018年), RM61-01(2020年)の最終モデルが発表された時に”アルティメット エディション”の愛称を持っていました。
限定本数
限定本数200本
リシャール・ミルの中でも1,2を争う人気モデルとしては非常に少ない限定本数です。
RM11-03 アルティメットエディション | 200本 | |
RM11-03 マクラーレン | 500本 | |
RM11-03 ル・マン クラシック | 150本 | |
RM11-03 ジャン・トッド | 150本 |
定価
¥28,050,000 (税込)
¥25,500,000 (税抜)
ラストを飾るに相応しくRM11-03の中でも1番高額になっています。
RM11-03 アルティメットエディション | ¥28,050,000(税込) |
RM11-03 ル・マン クラシック | ¥26,400,000(税込) |
RM11-03 RG | ¥24,860,000(税込) |
RM11-03 CTPT | ¥24,310,000(税込) |
RM11-03 RQTPT | ¥24,310,000(税込) |
RM11-03 マクラーレン | ¥23,430,000(税込) |
RM11-03 ジャン・トッド | ¥21,450,000(税込) |
RM11-03 TI | ¥17,270,000(税込) |
仕様している素材
今回のRM11-03 アルティメット エディションに採用されたケース素材は以下の通り。
ベゼル | カーボンTPT®&ターコイズクォーツTPT® |
ミドルケース | カーボンTPT® |
ケースバック | カーボンTPT®&ターコイズクォーツTPT® |
リューズ | 18KRG |
発売時期
2020年6月頃
スペック
RM11-03 AUTOMATIC ULTIMATE EDITION | |
RM11-03 アルティメット エディション | |
発表 | 2020年 |
限定 | 200本 |
機能 | フライバッククロノグラフ アニュアルカレンダー ビッグデイト |
ケースサイズ | 49.94×44.50×16.15mm |
防水 | 50m 防水 |
ベゼル | ターコイズ クォーツTPT®/カーボンTPT® |
ミドルケース | カーボンTPT®/18KRG |
ケースバック | ターコイズ クォーツTPT®/カーボンTPT® |
リューズ | 18KRG |
ストラップ | ラバー |
ムーブメント | 自動巻き Cal.RMAC3 30.25×28.45×9.00mm 68石 28,800振動/(4Hz) |
パワーリザーブ | 約55時間 |
RM11-03の評価
リシャール・ミルの中でも発売されてから常に人気が高いRM11-03。
大きいケースにクロノグラフ、自動巻き、印象的な文字盤と、最初に購入するリシャール・ミルとしてこのRM11-03を選ぶ方は多いと聞きます。
しかしこのRM11-03の発表は2016年。
2020年の生産終了まで数えて僅か5年しか製造されていません。
そのため総生産数も少なく、2020年初頭まではかなりのプレミアム価格で取引されていました。
RM11-03における全ての限定モデルを足しても合計数は1000本です。
市場に出回る限定モデルが1000本しか無いというのはこのモデルを含めたRM11-03の価値を高める理由の一つとなります。
今回のインスタのテキストには”011シリーズに幕を下ろします”という表現がある通り、RM011から派生したモデルも全て生産終了になることが予想されます。
RM011シリーズは派生モデルがあり、リファレンスだけでは分かりにくいのでここで流れを書いておきます。
・クロノグラフ:RM011 → RM11-03
・クロノグラフ:RM11-01 → RM11-04
・クロノグラフGMT:RM11-02 → RM11-05
RM11-03
RM11-02 & RM11-05
RM11-01 & RM11-04
RM011
RM11-03 アルティメット エディションはリシャール・ミルを支えてきた人気モデルの最終モデルということもあり、また超高級クロノグラフとして今後も人気は続くと思われます。